未体験の味

This entry was posted by on Saturday, 8 November, 2008

宿の近くにトルコ-中東風の料理のお店(要するにケバブとかだけど)の店ができていて、そこで飯を食った。それは良かったけど、ついでにドリンクでも、と目を走らせてなにやら怪しいものがあったので頼んでみた。それがこのヨーグルトソーダ。店頭に並んでいたときは沈殿していて下が白く、上は透明になっていた。 よく見るとパッケージには「SHAKE GENTLY BEFORE OPENING」とか書いてあるぞ。振っていいのか、これは、と疑問に思いながら何どかボトルを上下に回して攪拌したあとがこの写真、という状況(それにしてもピントがあってないなあ。iPhoneてピント調整できるのか?)

で、飲んだ。

日本の「飲むヨーグルト」というやつがあるでしょ。ぼくはあれは好きですよ、そんなに飲まないけど。カルピスソーダもぼくは好きだ。どっちも甘いしね。でもご存知のようにヨーグルトそのものはべつに甘いわけじゃなく、むしろ酸っぱい。で、あれなのね、これは。加糖されていません。

まあ、でもね、言ったら何だけど多分そういうんだろうな、とはぼくも思っていたんですよ。みなさんも、こんなのが並んでたらそう思うでしょう。ちょっと酸っぱい炭酸飲料だろうなと。でも単にそういう言葉で表現するのと実際に味わうのじゃこれが大違いというやつでして、酸味はなかなか強くあとから押し寄せる微炭酸がこの味わいをかなり複雑なものにしている。複雑だが、おいしくはない。

ラッシーってあるでしょう。インドの乳飲料で、店によっては加糖してたりするけど、あれもさわやかな酸味がある。あれはなかなか良い。それから、無味の炭酸水って嫌いな人が結構いるけど、ぼくは割と好き。でもこれはないな。久々に面白いものを飲みました。

製品名で検索したら飲んだ感想を書いている(もちろん英語の)ブロガーがいっぱいいて、いくつか目を通したら全く褒めてない(笑)。ゲゲボドリンクとしての地位を確立していたらしいよ。

気になるのは、ボトルに書いてある www.abali.com が期限切れっぽい感じでドメイン業者の広告になってることなんですが…おいおい大丈夫なの?

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