野田大元帥逝去
とうとうそのときが来てしまったらしい。
わたしの年だとあんまり野田昌宏の名調子というのは触れていない。小説は翻訳にせよ著作にせよ、それほど読んでない。ぼくにとっての野田昌宏はどちらかというと『SF英雄群像』や『「科學小説」真髄』や『図説ロボット』のイメージ。いわゆるパルプフィクション、スペースオペラ、低俗な、二流の、「9割はクズ」と言われたときの9割に入りそうなものをむしろ積極的に評価し、面白がり、楽しそうに紹介する人。という印象のほうが強くある。
具合を悪くされていたという話は耳にしていたのだが……
黙祷。