darcs のホスティングってできるかな
ふと思ったメモ。
darcs レポジトリの公開方法は web から見えるようにするというだけだけど、実際にはそこに push することを考えると、その辺のレンタルサーバではムリだろう(darcsコマンドが動いてくれないといけないので。 Linux 用にビルドした darcs をこっそり仕込んでおく、という手はあるかもしれないが……)。
ところで darcs がリモートレポジトリに対して操作を行うとき、リモートマシン側で必要となるコマンドはさして多くない。 darcs それ自身以外には scp と sftp が使われるくらいか(ssh経由の場合の話ね)。とすると、それ専用のユーザを用意して、その特定のコマンドのみの実行を許可する設定としておけば、レポジトリ専用のユーザを作成できるだろうと思われる。
レポジトリ専用ユーザはログインすらできないから、最初にプロジェクト名のユーザを作成し、上記の設定を書き換え不能な設定で用意しておけば darcs レポジトリホスティングサービスは提供できそうである。
ただ、いくつか設定したい項目もあるから、そのための web システムは必要だろう。
これくらいかな。これが可能な設定を用意しておけばいいかなあ。
現在の city5.org のレポジトリは私が自分のアカウントでやっていて、個人用途としてはその程度で何ら問題はないと思う。じゃあ何でこんなことを考えるかというと、バージョン管理システムの普及っていう面で考えると、公開されるレポジトリの量によるんじゃないか、という気がするわけだ。 cvs がずいぶん長いこと存続していた(いる)のは subversion のホスティングサービスがなかったからじゃないかと。さくっとそんなことができれば、まあ打倒 subversion/svk はちょっと無理としても、ちっとは普及するのかなーという感じがしたわけだけど。
どんなもんだろうか。
darcs のHostingおもしろそうです。興味津々