ラドラーへの道

This entry was posted by on Wednesday, 21 September, 2011

このブログには全然書いてなかったけど、9月上旬にドイツとベルギーに旅行に行った。主目的はビールを飲むこと、美味しい料理を食べること。大変楽しい思い出だったが、その件について詳しくはまた後ほど。今日はそれに付随した別な話。

ドイツでは色々なものが美味しかったが、ラドラー(Radler)もなかなか良かった。ラドラーというのも現地で初耳だったぐらいだが、これはビールのジンジャエール割、ようはシャンディガフと同じようなものらしい。ただ、バーで飲むようなオシャレなものではなく、そこらのビアホールやレストランで飲むような、気軽な感じの低アルコール度数飲料だった。ビール純粋令というけど作ったあとに混ぜるのはいいのか、ってそりゃいいに決まってるか……。

現地で飲んだようなビールを飲むのは大変だが、ビールをジンジャエールで割るぐらいなら気軽に自宅で作れるだろうと思っていて、帰国以来つくってみようと機会を伺っていた。ところが、機会を伺っていて気づいたが、最近の日本のコンビニではジンジャエールが売られていない。全然おいてないっぽい。炭酸飲料はそんなに人気度が高くないのかなあ。居酒屋では定番な気がするのに。

そんな先日、ようやくスーパーでカナダドライが売られているのを発見したので入手。一緒に、スーパーで得られていたビールの中からキリン一番搾りを選んで作ってみた。

が、どうもあんまり美味しくない。もうそんなに記憶が確かなわけじゃないが、なんか違う気がする。いろいろ割合を変えてみたが、どうももう一つ感が拭えない。混ぜ方がイカンのか、酒がだめなのか、カナダドライがダメなのか……。ただ、ウィルキンソンみたいに尖った味のジンジャエールよりは、マイルドな味のほうがこういう飲料には向いていると思う。勝手な想像だけど。

それにつれて思い起こして見るに、美味しかったラドラーがジンジャエール割だったのか自信がない。もっと普通の清涼飲料水だった気もする。それで英語のwikipediaの記事を見ると、ラドラーはビールをソーダまたはレモネードで割ったものとある。確かにレモンぽい風味があった記憶もある(記憶の捏造かもしらんけど)。色も黄色かったし。

いずれにせよ、ジンジャエールで基本パターンはおさえたということで、次は邪道な方面を攻めてみるべきだろう。という訳で近場のコンビニの棚の中から、キレートレモンスパークリングをチョイス。ビールは替えないほうが比較にはいいだろうということ一番搾りのまま。適当に半々ぐらいで割って飲んでみたけど、これはわりと近い気がする。少なくとも、悪くない。ちょっとキレートレモンの味が強くて酸味がきついかも? あと、泡がそんなに出ないんだよなー。何か足りないのだろうか。

てな感じで、もう少しラドラー道を探求したいと思った次第です。

3 Responses to “ラドラーへの道”

  1. マダムロボ

    キレートレモンは他のものより酸味がキツいんです。
    次はもっとちょっとソフトなものでやってみたら?

  2. たまたま近くのコンビニにそれっぽいのがキレートレモンしかなかったんです……。他のも試してみます。

  3. ベルギーいいっすね!
    わたしもラドラーって初めて聞きましたが、他の国ではShandyとか言うそうな。
    http://en.wikipedia.org/wiki/Shandy
    ドイツスタイルのラドラーは、7upとかスプライトを使うって書いてありますね。