読書 | S-Fマガジン7月号

This entry was posted by on Sunday, 6 June, 2004
>異色作家短篇集・別巻と題した特集号。 > > >シオドア・スタージョン >ニュースの時間です > > >いや〜〜何と言うべきなのかわからない。ということで、「異色作家短篇」という特集としては正しいのかな。判断にも迷います。 >±0 > > >チャールズ・ボーモント >床屋の予約 > > >バカバカしい掌篇。けっこう好き。 >+1 > > >アヴラム・デイヴィッドスン >グーバーども > > >とり・みきかあさりよしとおあたりがマンガでやってそうなネタですね、と思ったんですがそのコメント自体が逆なんだろうな。アヴラム・デイヴィッドスンの語りを楽しむべきなんでしょうが、よくわかりませんでした。 >±0 > > >フリッツ・ライバー >王侯の死 > > >むむむ。『20世紀SF』の時もそうですが、どうもライバーはピンと来ないようです。最後まで来てタイトルを読んだときの「ああなるほど」感といい、ウェルメイドな気はするのですが、どうにも面白さを感じない。 >-1 > > >テリー・ビッスン >ザ・ジョー・ショウ > > >大森さんの「異色作家短篇はあるけど異色作家はいないという立場」というのを証明しちゃってる話だと思うな。あ、ビッスンの中では異色ということなのか。これが怒るほどヒドいわけでもないのが困るところ。 >-1 > > >津原泰水 >バレエ・メカニック > > >前後編に分けたのは失敗だったかも。一気読みした方が良かったかな。後編の頭でちょっとノレなかった。いやでも、面白い。 >+2 > > >林譲治 >イジュティハードの門 > > >冒頭のネタで「あーそのネタか」と思わせておいて、実はあまりそっちには走ってないのは好印象。意外としっかりシリーズものになって来たので、これは単品で評価すべきでない気もしてきた。 >+1 > > >谷甲州 >パンドラ > > >んー感想に困ります。 >+1 > > >横山えいじ >おまかせ!レスキュー > > >時事ネタ。 >±0 > > >水玉蛍之丞 >SFまで1000000光年 > > >とくぎの話。 >+1 > > > >まぁなんだ、個々の作品は個人的には「振れ幅」の大きな作品ではなかったのが残念でした。特集解説座談会と巻末の紹介記事は良かったと思うだけに。異色作家短篇は、たぶん僕のストライクゾーンからは微妙に外れるんだろうな。 > >ところで座談会の写真はなかなかヘンでした。中村融がえらく太って見えます。 >

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