設定ファイルの棚卸し
高林さんの設定ファイルの整理 – zsh 編という記事を読んで、そういうのもたまには必要だなぁ、オレもTeXの設定とか残ってるし……と思ってless .zshenvしてみたところ、のっけから
# # Host Type # case $OSTYPE in sunos4.*) ...
こんなんになっておりました。
更にいうと実は私はSunOS 4.xなんて全然触ったことはなく、なぜこんな設定があるのかというとこの辺はたしか研究室の先輩の設定ファイルから使える部分を流用してきたときに持ってきたものではないかと思われます(研究室はホームディレクトリをNFS共有しつつSolarisやFreeBSDやLinuxが混在していた環境だったので、そういう設定自体に当時は意味があり、sunos4.*についても敢えて消すほどでもないのでほっといたのだと思う)。しかしなんかもう、老舗のうなぎ屋の秘伝のタレみたいに積み重ねられた、味わい深い設定ファイルですな。
CVSROOTやTEXINPUTSなどの環境変数が設定されているのは今更驚かないとしても、PHONENAMEやJLESSCHARSET、CANNAHOST、SKKSERVERなどが生き残ってたのはさすがに驚きました。ほかはともかく、かんななんてほとんど使ってないのになぜCANNAHOSTの設定が残ってるんだ……。
エイリアスにもalias kterm=”kterm -km euc”とかf=fingerとかみたいに、いちいち味わい深い設定が残されてました。すごいのはalias less=”lv”というのも残ってたし……。PAGERではなくあえてエイリアスにしたのは、たぶん何かにハードコードされてたとか、ついlessって打っちゃう、みたいなどうでもいい理由だったのかなー。いずれにしてもどうでもよすぎだ。
そんなこんなで、たまにはこんな「振り返り」も楽しいものですね。しかし、もしかすると、10年ぐらいして見返したら「このGOROOTって環境変数は何だ!?」ってなったりして。