エロゲーの歴史

This entry was posted by on Sunday, 26 October, 2008

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少なくとも、回収騒ぎがあってモザイクを入れたり18禁マークができたりソフ倫が立ち上がったのは90年代前半なんですが(ウィキペディアによると91年らしい)、ちょっとそうは読めないでしょう、これ。

ほかにもいろんな流れがあるのを記述し切れておらず偏っているが、まあそういうものとして読むべきだね。こういうのは語りたがる人が多いし、その人の数だけ別の歴史があるものなのでなかなか難しい。そうしたなかではまあまあバランスがいい方だろうと思う(思うが、私のエロゲーの知識は相当昔で停滞しているのでわからん。長らくウィンドウズ持ってないからね)。

それにしてもアリスソフトのゲーム性の高いものが完全に無視されているなあ。たしかに主流ではなかっただろうが(しかしなんだな、こんなふうに何かに言及すると、自分がそれに強い思い入れがあるように読まれる気がするのが難しいところだ)。

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ところで、はてブの反応を見ると「これはひどい」という人もいるが、ひどいとまでは言いがたいところ。何かを無視しているというのを、個人的な思い入れを除外して、取捨選択の結果として特定の作品が除かれているという理解のもとで観察するとそれほどひどい取捨選択というわけでもないというところだろう(ウィキペディアの微妙な記事を読んだ時の感想に、そういう意味で似ている)。うーん。

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選挙ポスターのはなし

This entry was posted by on Sunday, 26 October, 2008

ところで、またマウンテンビューにいる。

で、街中をふらふらとしていたらデカデカと人名が書いてあり、脇にCITY COUNCILとか書かれた謎の立て看板が林立しているのを何度も見かけた。どうも市議会議員選か何かがあるらしいのだが、驚くのは情報量の薄さだ。有益な情報としては、名前ぐらいしか情報がない。あと文言としてあるのはCITY COUNCILとかVOTEくらい? 自分のページを持ってる人はURLも書いてあるけど、基本的に「俺に投票してくれ!」という主張しかしていないわけだ。そんなのありか。

日本の選挙ポスターを見てみると、だいたい基本フォーマットは名前と顔写真、それによくわからないキャッチコピーだと思う。ああいうのによくある具体性に欠くキャッチコピーにも辟易していたのだが、顔写真もなし、コピーも選挙にかける意気込みもなんにもなしで「VOTE VOTE VOTE」と書かれるとさすがにげんなりする。こっちの人の感覚からするとそんなでもないんだろうか。ないとないで寂しいものだ。

しかしなんだな、どうせ選挙ポスターの内容量なんてしょぼいもんだし、あんなものを見て投票相手を決めつやつなどいないだろう(選挙カーなんかも同じ)。つまり効果という意味では同じようなものなのだから、みんながこうならこれでいいのかもしれず、いったい自分が何に驚いていたのかよくわからなくなる。たかが市議会議員レベルでも個人のドメインを持っていて選挙に活かそうという発想を持っているだけマシなのかもしれない。

オチはなし。

関係無いけど沖縄の選挙の話をちょっと思い出した。「けいこ」とだけ書かれたポスターとかはテイストが近い(けど、こんなお祭り騒ぎではない、もちろん)。

(追記):

で、またふらふら歩いていたら A BETTER MTN. VIEW というキャッチコピーも書いてある看板を発見したので、折角書いた文章の前提が崩れてしまった。でも、全く無意味だけど見るとこういうのがあるとなんか安心するな(笑)。

One Response to “選挙ポスターのはなし”

  1. shiro

    うちの近くでもそんなもんですねえ。Mayorくらいになれば、ラジオのローカル局や新聞などでどの候補者がどんな主張をしてるかはわからなくはないですが、日本の政見放送みたいに決まったフォーマットがあるわけじゃないし。草の根レベルでやってるんでしょうか。よくわかりません。

    まあ選挙カーが無いのがマシですね。あと大統領選は見ているぶんには面白いです。うちはケーブル入れてないんでラジオ(NPR)が情報源ですが、各候補のキャンペーンにおける演説に対して各分野の専門家が具体的なデータを元にツッコミを入れたり。日本のマスコミも党首の発言のfact checkとかやれば良いのに (情緒的な「世論形成」に走ってる印象が…)