それはいいまとめだと思ったが
http://d.hatena.ne.jp/takahashim/20071224#p1
いや直接の知り合いだから褒めるわけじゃないんだけど(笑)、いいまとめだと思います。
ただ難点を言うなら、読者の側からコミットをするようなスタイルに本屋がなっているのかという疑問がある。よーするに、たかはしさんはどうやって Lua の本の設置場所までおすすめ出来るようになったんですか、ということで。
……単に性格の問題か?(笑)
専門書の配置にこういう専門家の意見を使うというのは当然あるべきことだと思うんですけど、いかにして適切な専門家と知り合いになり、あるいはフィードバックを得るかというのは難しい問題だと思うんですよね。それこそ一介の本屋には出来ない仕事でしょう。
ま、でも、たかはしさんの意図としては、本屋になければ「この本はないんですか?」と本屋の人に聞いて回って、問い合わせて発注させて、というあたりをやりなさいよということなのかなあ。 SF方面の知り合いからは、そうやって街の本屋を「育てる」逸話を聞いたりする。「SFを買いつづけたらいつのまにかSFマガジンが(一冊だけ)入荷するようになった!」みたいな、ま、そんなレベルのことですけど。
そんなメンドウかつまだるっこしいことはしたくねえからamazonでいいやというのもまた正論ではあるんですが。
ってか Lua の本、もう出てたんだっけ。帰国してから買う本が増えるなー。
追記:
http://www.jitu.org/~tko/cgi-bin/bakagaiku.rb?bakaid=200712251
>アマゾンに負けずに生き残れるかってことを考えなきゃいけないんだし。その答えが売り場面積の拡大とか、そんな安直なもんでいいのかっていいたいわけだよ。
それは確かにその通りで、いちばん最初のgreenteaさんの発言はけっこう頷いて読みました。でも「大型書店が流行っている」ってのは、本屋さん側がそういうビジネスを展開したいっつーことじゃなくて、そういうところにばっか客が集まって小さい本屋が青息吐息という文脈じゃないかと思うんですよね。
つまり安直もなにも「みんな」がそれを選んでるんだから仕方ないじゃんというか、でもそれって本屋に選別を任せたくないから「とりあえずあそこに行けば何でもあるだろ」と考えているという、つまり客の側からの本屋の選定能力への絶望と鶏卵なのかとか。
まあそんなことを考えますよ。どーでもいいな。