サーバトラブル、あるいはさくらの対応が良かった話

This entry was posted by on Friday, 3 August, 2007

本日19時過ぎころ、ふとアンテナをチェックしようとしたら繋がらない。lighty落ちた?とsshしてみたが繋がらない。 imap も繋がらない。っていうか ping 通らない。つまり、

サ ー バ が 死 ん で お り ま す

という具合で、メールとウェブの両方で活躍している jmuk.org / city5.org のサーバがお亡くなりになっておりました。いろいろ思いあたるフシを考えていたのですがどう考えてもない。というか繋ぐ直前の1時間くらいは別室で用件がありましたし、バックグラウンドでタスクをこなしたりもしていないため、自分が何かをやったとは考えにくい。

このサーバはさくらの専用サーバを利用しているのだけど、さくらの工事情報やトラブル情報の記載もなし。

しかし考えられるのは電源が急に落ちるとかネットワークケーブルが外れるとか、そういったタイプの問題。で、これは電話だな、と思ってサポートページを見てみると時間は10:00〜18:00。あちゃー……という感じで、とりあえず駄目元で問い合わせフォームから状況を送って再起動するように要請してみた。

しかしまずいのは、メールとウェブを両方やらせていたわりにバックアップを取っていないというアホなことをやっていたことで、これはまずい。もしデータが壊れていたらとりかえしのつかないことになっている。どうするかどうするか。

という感じでぐるぐるしていたのだけど、そんなすぐに対応が来ることもないだろうし明日朝までは手も脚も出ないだろうなな、と思ってたら21時ころに先方からメールで連絡があり、復帰したとの連絡。データも何もかも元どおり。

問題については、

>

該当のサーバーでございますが、コンソール接続にて確認しましたところブラックアウトしており画面に何も表示されていない状態でございました。 >

ハードウェアのチェックにてコンデンサの破損を確認いたしましたので緊急ではございますがハードウェア交換を行わせていただきました。 >

交換後はping sshでの疎通を確認できております。

と教えてもらいました。この夜間に(備蓄があったからだろうとはいえ)そこまでやってもらうのは有り難い。

ま、復旧までが早かったのもデータ欠損なしだったのもたまたまという気はするけれど、さくらは対応がいいということがわかりまして個人的にはむしろ評価向上でした。それはさておきいくらなんでもノーバックアップはリスキーすぎるのでそういう設定はすぐやりましたが。

ところで何もかも一つの(一社の)サーバで任せきりというのはちっと怖くて、何かのときのためにどっかに代替を用意しておいて長びきそうなトラブルのときはスワップできるようになってるといいかもなあ、などと思った次第。ほかのレンタルサーバも借りてみようかなあ、ロリポップくらいなら安いしな。

Comments are closed.