セカンドライフというやつ

This entry was posted by on Friday, 9 March, 2007

どうでもいいけど Second Life がメディアで取り上げられるようになったころの最初、 Half Life と混同してて記事も無視してました。

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  • http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/07/news074.html >
  • http://slashdot.jp/askslashdot/article.pl?sid=07/03/08/2023223 >
  • http://rblog-biz.japan.cnet.com/seomanage/2007/03/aa.html
  • で、いちばん面白いと思ったのはスラドの住人があれを「ゲーム」と把握していることだったり。いくつかのMMORPGを見ていても思ったが、ゲームとは何か?ということで、ひさびさにコスティキャンのゲーム論を思い出しましたよ。

    この定義を当て嵌めて考えるなら、Second Life はゲームというよりは玩具だ。ま、そういうものはすごく多いだろうが。

    そして、ゲームだと考えると「何をしたらいいのかわからない」というのは不満点になる。ゲームでないなら「遊びかたはあなた次第」となるとも言えるわけだ。

    ところで、mixiもそうだけど、こういうのは人が増えて、その人たちが楽しそうにしていれば参加者が増えていくものだろう。IT戦士の書き方だとSecond Lifeは死屍累々だそうだが、mixiだってほかのSNSだって同様の現象を抱えている(割合の問題はあるが、mixiでフェードアウトする人がそんなに少ないとも思えないんだけどねえ)。「何が面白いんだかわからん」という声だってあるでしょ。

    だからけっきょくは「仲間がいるかどうか」と、「中で自分に何ができるか」だと思うんだよね。

    mixiは日記とかがメインだけど、これは割といろんな人がやりやすい。手続が煩雑とか要求ステップ云々とか操作が大変とかと無関係に、自分でも日記くらいは一行程度だけど書けるよー、っていう人は多いだろう。自分が日記を書いて、ほかの仲間も日記を書いていたら、それだけでアクセスするモチベーションになる。「外から楽しそうに見える」という利点もある。

    Second Lifeではどういうのがそれにあたるんだろう。Tシャツをデザインするのかな? 「なんかメンドウくさそう」という気がするなあ。私は基本的に文章を書くのがそれほど苦じゃないから、そのように感じるのかもしれないけれど。

    それはそれとして「エロとギャンブル」が人気ってのは(事実ではないらしいが)面白い。とくにヴァーチャルセックスのスクリプトというのにはぐっとくる。っていうか、それなんて柾悟郎?

    One Response to “セカンドライフというやつ”

    1. ゆきち

      今、SLにずっぽりはまっています。SL専用マシンが欲しいと思うくらい。で、「人気の場所がエロとギャンブル」という話ですが、検索して出てくる人気の場所は、どうしてもそういう場所になってしまっています。それは事実です。統計上どうしてもそうなってしまいます。でも、「自分が行きたい」と思う場所は人のいる場所だ、というのも本当です。最近は、日本語中心のスペースや日本語の看板も増えてきており、どうしても人のいるところに惹かれます。上記の応答は、非常に興味深いです。