なぜ実名/匿名議論はすぐに記名/無名議論にすり替わるのか
http://d.hatena.ne.jp/amachang/20091006/1254823331
いろいろ熱い意見を書いている人間がいるが、個人的な体験から書かせてもらえれば実名で活動していていいことなんてこれまで一つもなかったし、これからも一つもないだろう。おそらくほとんどの場合にはハンドル名であれば事足りたはずだ。
そもそも大元の話からして、実名である利点を説明しきれていない。言っていることを要約すれば「ネット上での活動をリアルとつなげた方が面白い」ってことになる。それってつまりネット上で知り合った人と直にあったり、俺のカーチャンがこの日記を読んでたり(実話)、そういうことであって、それと実名かどうかは実はあまり関係ない。だって俺、amachangの本名しらないもん。天野某ということぐらいは覚えているが、あまり縁が無いので見た端から忘れてしまう。でも、何かのイベントで発表してたのは知ってるので、おぼろげに顔ぐらいはわかってる。そっちの方が重要なんすよ。
でもって、俺は記名するということによるメリットも実際どんなもんだろうと思っている。名前があるから複数のトピックにわたって考えを追うことができる、建設的な議論ができる、だって……? fjでもどこでも、記名であることが建設的であることを保証しない反例は沢山ある。2chからは匿名であっても建設的な議論が成立する事例をたくさん集められるだろう。それで?
俺はこういう活動をしてきて「楽しい」って思ってる。「ホームページ」を開設当初から友達にその存在は伝えているが、日記でなにか書くと実際に知り合いから反応があるってのは結構楽しいものだ(っていうかソーシャルメディアの楽しさは基本的にはそういうものであろう)。これは匿名では中々味わえない楽しさではないかと思う。
でもまぁその程度ではないかと思うなぁ。