Shibuya.lisp #2雑感
行ってきた。
特に黒田さんの発表が面白かったけど、全体的に蚊帳の外な感が強かった。すくなくとも何らかの活動はしないとヲチだけでは楽しめないということがわかりました。
で、黒田さんのトークは何が面白いかというと、自分の中での軸が定まっていてぶれないというところだな、と思った。聞いていて、その軸というのは2つあるように思える。
一つ目は後方互換性。Schemeの何が駄目かということはいろいろおっしゃっていたが、究極的には後方互換性を維持するという態度が見られないのが駄目だと考えられているのではないかと思った。駄目というか、そんなんじゃプログラムを安心して書けないよね、というか。
もう一つの軸は実用性。仕事はJavaですが趣味でlispを書いてますなんて駄目、といったことを最後に仰っていたし、冒頭ではCより遅いというぐらいでしょげてはいけないという煽りめいた表現も使っていた。ある言語、ある処理系をなぜ使うかといえばそれが最も適切であり、実用的であるからだろう、という感じかな。あとLispを語るなら実用の経験があってこそだろうとか。あの場にいる人には結構耳の痛い主張だろうと思うのだけど、結構ウケていたのは、仕事でLispを触ってる人ばかりなのかなあ(だといいですね)。
あとライブラリの話は面白かった。