ATOK 2008 を買ってでも使うべき10の理由
http://ascii.jp/elem/000/000/122/122037/
それ skk でできるよ的な。
というわけで、日付/時刻、アノテーション、自動学習、専門辞書セット、方言などへの対応、キーカスタマイズと半分くらいは完全に出来ている。予測入力もまあできるといえばできるし。
こうやって簡単に列挙できるようなものは実際にはそれほど重要ではなく、変換エンジンにとって重要なのは精度だろうと思う。 skk はその点でも優れていておおむね問題ないのだが、同音異義語でだけ苦労する(意外と以外が代表格)。そういえば skk の変換にバイグラムの推定をすると同音異義語が以外とクリアに処理できるんじゃないかというアイディアを持っているのだが、まだかたちにできていないなあ(bayesian-skk と発想は似てるけどちょっと違います、いちおう念のため)。
それにしてもだな、 ATOK って 2008 になってからやたらと記事を見かけるような気がするけど、いったいなぜ?
> ATOK って 2008 になってからやたらと記事を
> 見かけるような気がする
確かに多くなっているようですね。
“ATOK 2007″ に一致する日本語のページ 約 85,100 件
“ATOK 2008″ に一致する日本語のページ 約 262,000 件
古川享さんのブログ
http://furukawablog.spaces.live.com/Blog/cns!156823E649BD3714!9079.entry
が話題になったようなので、
「それに比べて ATOK はすごいぜ」みたいなことに
なったのかなと思います。
・Microsoft Office IME 2007 の変換精度が良くない
=> ATOK の価値が見直される
・IME開発の主体が、中国にシフト
=> 叩きやすい話題
相乗効果で ATOK 2008 に関する記事が増加したのかもしれません。
実際のところは MS-IME 2007 において
・かな漢字変換モデルを変更した
・もちろん日本の人も関わっている
ということのようです。
小町さんのブログ:
http://www.smalltown.ne.jp/~usata/diary/?date=20080218#p03
http://www.smalltown.ne.jp/~usata/diary/?date=20080217#c02