突発的な電源断はやっぱり怖い
こないだの、さくらインターネットでレンタルしている専用サーバがいきなり死んだ一件にも困ったものだったが、今日は自宅のマシンが死にました。
ことの起こりは今日も朝から暑かったことが原因だということにしておこう。ぼくは冷房をつけ、朝飯ということでパンをトースターで焼くことにし、そのあいだウェブをちょっと見るかとゆっくりしていたのだが、いきなり電気が切れた。ブレーカーが落ちたのだ。
まあそんなことはよくある話で油断していたのが悪かった。まずかったのはデスクトップ機がいきなり落ちたことだった。これはしばらくずっとおうちサーバをやっていて、ネットワーク的には ADSL ルータの役目も負っていたし、おうちサーバとしての機能はだいぶほかに移したけれども DNS だけはまだやっていた(移行するのがめんどかったので)。しかたないので電源を入れたのだが、きちんと起動せず手動で fsck せよという。面倒くさかったので、 fsck -y したのだが、チェックが終了してもファイルシステムはまだ dirty だという。それでいろいろ試してみたのだが、 / のパーティションの一部のブロックが破損して読み込めない状態になっていた。さいわいパーティションを分けていて、ほかのところは生きていたからデータとしてはほとんど欠損はない状態だが、 / がないので起動できない。いや、実はシングルユーザモードでもいろいろやってみたら PPPoE のダイアルアップくらいは可能であることがわかったのだが、いずれにせよ問題がありまくりだろう。
そういうわけでいろいろやってたけど、とりあえず ADSL ルータを買ってることにし、webにつながりさえすれば DNS はレジストラのサイトから手続きを踏み、なんとかなった。あとはブッ壊れたマシンの再セットアップだが、余っているHDDがあったのでこちらに新たに FreeBSD をインストールし、既存の HDD はセカンダリに繋いでマウントできることを確認した。いまはソフトウェアのセットアップの最中。
というわけで、作業としてそれほど凄く大変というわけではないとはいえ、焦った焦った。ブレーカーを落としてデスクトップマシンがいきなり落ちるのもわりあいよくある話なのですっかり油断をしていました。