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そろそろサブタイトルがつらくなってきた。もうちょっとこう……

いや、まあ、でもわりとすきだな、今年は。

五毒拳という強力な五人組の敵が登場し、主人公側が惨敗するというのが先週の粗筋。で、今週からはちゃんと五人でそろって来ればいいのにわざわざ一人ずつ登場しては主人公側にひとりずつ倒されていくという展開が五週ほどつづくことになるわけだ。

で、そういう展開となることはいいのだけど、このテの番組で重要なのは「なぜわざわざ一人ずつ来るのか」という部分のイイワケにあると言っても過言ではないと思うわけです。コレはそこにちゃんとイイワケを用意している。五毒拳には秘密があり、敵ボスもその秘密を知りたがっている（当人からはぜったいに教えてもらえない）という設定を与え、ひとりずつ試す必要があるとしているのだ。これはなかなか上手いと思う。横手美智子のこういうシナリオは戦隊ものっぽくはないのだけれど、なかなかいい。この調子で続けてもらいたいところ。

ただ、まあ、前回あんだけボロ負けしたのに今週になったら「お前は最初から負けていた！」という展開には口があんぐりしました。いや今週だけのエピソードだとするとよくまとまっていてわりといいんですが。