SKK.js をちょっと改良した
ひとまずおくりがな変換ができるようになった。あと、そもそもおかしかったバグをいくつか直したり。
でまあ、テストがてらいろいろ打ってみたりするのだが、
打ちづれえ!
skk というとき、単純に「単文節変換」「シフトキーで変換開始を指示」というのは、正しいんだけど、skkのあの快適さというのは、もっと細かくて小さな、しかしあると嬉しい処理の積み重ねにあるんだなあと思った。
scim-skk の完成度を高めていってたときにも似たようなことを感じたのだけど。そして、いっけん skk っぽくても、 SKK.js のいまの実装では、そういう小さな処理が弱々で使いづらいのだった。
たとえば、「缶」という字がありますね。SKKで入力するなら、「Kan 」となる。でもじつは、たいていのSKKでは「kAn 」という入力も許している。今はこれを許していないからね。
こういう細部を整えるのは、時間もかかるし、使ってみて思い出すことでもあるんだよなあ。なんせ普段は意識していないため、入力できなくてはじめて「なんと、SKKはこんなこともできていたのか」と意識することもしばしばです。神は細部に宿る。
まぁ、飽きるまではしばらく改造を続けるかもしれません。とりあえずチュートリアルを実行させるまでは……。
もうひとつ余談。Ajaxで(いや実際には JSON なんですが)外部のcgiに辞書を問い合わせるのはなんだか無駄っぽいので、 SKK-JISYO.S の内容を JavaScript に変換してロードするってのはどうだろうか。と思って変換させてみたら、思ったより大きそう。200kくらいある。ほかの全データをあわせたくらいあるので、どうしたもんだか。
どうせそんなシビアな用途のものではないので、そんなことはしなくていいかなー。