読書 | 蹴りたい(背中|田中)

This entry was posted by on Friday, 11 June, 2004
>んー、ハヤカワも片山恭一と小学館の編集のことはとやかく言えんわな……(もとから言ってねーよ)。 > >『蹴りたい田中』の方ですが、予想以上に田中啓文なだけでした。表紙もあんなじゃなくて、単色に描線だけの女の子とかにするとか、すりゃええのではないかな。どうせならもっと開き直ってほしい。 > >内容的にはホントに田中啓文なだけなのでした。ただ、それぞれ企画モノであるので、これだけ切り出しちゃうとちょっとわからないものも多い。たとえば「やまだ道」は掲載は SF Japan だけど、この号は山田正紀特集で『神狩り2』の序章だけが掲載されていた、ということがあるのとないのとじゃ大違い。ところで『神狩り2』はあれからどうなったんでせうね。 > >遊びが過ぎるきらいもあってゲンナリする面もあるんだけど、そのたびにSFセミナーで大森望氏が漏らした「ほら塩澤はファンジン作ったことないから」というえらく説得力の高い発言が思い起こされ、「まあそうか」という気分になりましたとさ。 > >さて、元ネタ(でもなんでもない)綿矢りさ『蹴りたい背中』の方ですが、半分くらい「啓文全然関係ねーよ!」と言いたいがために買って読みました。残りの半分は、意外と面白そうだったからですが。で、感想としては、期待したくらいには面白かったです。 >

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